抜毛症の悩み持つ者同士でオフ会を考えている話
昨日の夜にTwitter上で10代20代の脱毛症で悩む方限定でオフ会の話を参加したいか否かの質問をだしてみました。少しずつ投票が集まってきていますが「行ってみたい」という方が今のところダントツ多いことに「やっぱりアンケートをしてみてよかった」と早速思っています!!
この質問を出した理由が「私が10歳から薄毛に悩まされてきたからだ。」
ただ私の場合は「脱毛症」ではなく「抜毛症」というもので、
髪を抜いてしまう癖によるもので一種の病気に入るらしい。
そして抜毛症の罹患率を知りたくてもネットで検索しても正しい人数は出てきません。
例えば「癌」であれば大抵の方は直すために必ず病院に行くので人数の把握ができるのですが、抜毛症に関しては全員が全員病院にかかるとは限らないからだ。
年齢的な問題(金銭的も含む)だったり、
恥ずかしいという気持ちが先行してしまうからだと予想している。
ただ抜毛症は一種の精神疾患だ。
その理由は「抜毛」はストレスで抜いてしまうからだ。
経験者にはわかると思うんですが、抜毛すると短期的な快楽を得ます、髪を抜くことが快感なんです。だから多くの方はその中毒症状にやられてついつい抜いてしまうんです。一種の麻薬のようなものです。
ストレスを発散するために人は
・カラオケに行く
・過食に走る
・タバコを吸う
・酒を飲む
こういったことを行いますよね??
抜毛もその延長線上にあるんです。
経験がない方には理解しがたいと思いますが、それくらいの感覚なのです。
ただ抜毛症の方々を苦しめているのは
「髪を抜くと頭皮があらわになる部分が出てきてしまう。」ということ。
つまり続けていくうちにはたから見てもわかるレベルにまで髪が薄くなるんです。
そうなってくると「髪を抜くのをやめない」と思えてくるんですけど何が問題って「それでもやめられない」ということ。
周りに「髪」について聞かれる
↓
本人はストレスに感じる
↓
そうして髪を抜いてしまう
このエンドレスなんですよね(^^;
だから精神的にも追いつめられてしまうし
人と関わることをストレスに感じるようになってしまうし
なにより生きること自体がつらくなってしまう。
「髪の毛さえあればこんなに悩まなくて済んだのに…」と。
そしてそのことをきっかけにいろいろうまくいかなくなっていき
「事態の根源である抜毛症の発症」をひきずり過去を後悔し動けなくなっていく。
だってどれだけ前を向こうと思っても
・髪を抜かないと決めたのに抜いてしまった。→自分はダメなんだ
・周りが自分のことを批判して来る→皆とは違う私なんて…(過去にとらわれてしまう)
この二大自分つぶしに大抵の方はやられて
でもまた立ち向かってを繰り返す。
正直本人からしたらものすごくつらい。
だってやっぱり「あの時髪を抜かなかったら…」が心が折れている時ほど顔を出してくるから。
そして克服には長期戦を覚悟していた方がいいと思う。
心が折れることの連続だから同じ経験がある人同士で支えあえたら一番いいよなという考えに至ったわけです。
だから今回はそんなアンケートを出してみたわけです。
人のために動くことにも責任と覚悟がいるわけで、
私は少しでも抜毛症で悩む方の心の支えになれるように精進していきたいと思う。
一人で悩む方を一人でも減らせますように。